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2007年10月17日 (水)

ガビンに行ってきました

<山域>  黒部別山

<ルート> 大タテガビン 南東壁スラブ状ルンゼ

<登攀日> 2007106

<メンバー> 菅 修三/池野 明子

<写真> http://ludens.air-nifty.com/photos/gavin

<記録> 池野明子

2007年脆壁シリーズPART1はGWのフトンビシ。PART2の西上州は空振り。

そしてPART3はいよいよ・・・ガビンだ!


今回は正面壁じゃないから大丈夫という菅の言葉に安心して、朝はのんびり。

観光客で溢れかえった始発を乗り過ごして次のトロリーバスでダムへ到着。

なぁに、故岡田昇氏の記述では、アプローチ1時間・クライミング1時間ちょい下降1時間とあるから、余裕、余裕・・・

駅を出て早々、無駄話を始めた矢先、鉄のくいに足をひっかけ派手に転倒。
手首足首とも異常なし、やれやれと思ったものの、左手親指の付け根近くがプックリ腫れて、丸山の天場に着いた頃には右手の倍くらいのサイズになっていた。
これではトップは無理かもしれないから、アプローチシューズのままフォローしようと、クライミングシューズ抜きの軽量化作戦でいくことに。
菅にしても、
+ならば同ルートをクライミングダウンも可能なはずだし、ガイドテニーで登る、と言っている。

テント設営後、内蔵助谷を渡って南東壁沢の出合からアプローチ開始。

F1は今では階段状になっていて容易に登れるので、その後も沢通しで登って行く。

ところがその後に出てくる滝が見た目以上に悪くて、トップの菅が登ったり降りたり。
フォローでもマジで落ちるかと緊張。

ここは早めに巻いて右岸のスラブ帯を登るのが正解。


1時間と書いてあったのを大幅にオーバーしてイタドリバンドに到着。
正面壁基部の大洞穴を見学し、そそくさとスラブ状ルンゼに向けてトラバースする。
到着したスラブ状ルンゼは明るく開け、傾斜も緩く、これはアプローチよりも簡単そうでイタダキと、二人でニッコリしたのだが・・・

1P目は簡単なのでノーザイルで登る。

2P目からザイルを出して、菅がトップで開始。
出だしの凹状のF1(
+)が意外と悪く、左から巻いて緩いスラブを登り洞穴下へ。
3P目、せっかくだからリードする気になって登り始めるが、記述そのままに、「洞穴下からの脆いフェース」はやはり脆い。大体、ここの岩はサイコロ状に岩が欠けるのだ。
岩の隙間にエイリアンをセットしようとして、泥を掻き出しているうちに岩までポロポロ取れてしまい、クラックが広がってセット出来ずガックリ。
びびりながら時間を喰ってビレイ点へ。ここには状態は良くないけれど残置ハーケンが3本あった。
4P目は2mの垂壁を「A0で強引に越す」とあるが嫌なので、左の濡れて滑るフェースをブッシュを頼りに登り、藪を抜けてもう1ピッチ延ばす。
ここから下ってルンゼに戻り、ザイルを解く。
後は稜線までノーザイルで緩いルンゼを上がるだけなのだが、ザレて浮石は溜まっているし、なんとなく悪い。
どんどん高度を上げてきているのに、一歩足を滑らしたら岩が欠けたらと思うと、かなり気持ち悪い。

コルに辿り着く前に、左から迫ってきたブッシュ帯へ突っ込み、傾斜の強い藪漕ぎをして稜線へ出た。

これから、「南尾根のコルから踏み後を辿ってP6支稜~末端ルンゼを下降する」という支稜を見つけなければならないのだが、稜線の藪を漕いでいるうちに日暮れも近くなり、目の前に見えている丸山側へ下るか、まだはっきり特定できない支稜を探すか、そろそろ決断を迫られる時間になってきた。
幸いにして100mロープで登っていたので、適当な所から樹林帯を懸垂して内蔵助谷へ下りることにした。
このロープは素晴しい。これのお陰で回収は順調、数ピッチでほぼクライミングダウンできる傾斜となり、今日はテントで寝られそうだとの安堵を覚える。
ルンゼ状の所を100mいっぱいのクライミングダウンを続け、内蔵助谷に着いて、最後の渡渉も無事こなす。

これで終りと思ったのだが、内蔵助谷に付いた道がなぜか見つからず、また藪漕ぎをして登り降りしながら、ようやく道に出て
天場に帰り着くと、朝はなかったテントが二張り。

すっかり寝静まっているので河原へ下りて、カップラーメンと缶ビール1本で、今日一日の無事を祝った。


スラブ状ルンゼは、どこが悪くてどこが核心と言うわけではないし、実際アンザイレンしたのは数ピッチに過ぎずグレードも低いが、その前後やアプローチ・下降も含め総合的な視点からいうと、数字では表せない難しさがあった。

日本登山大系を読むと僅か5行足らずの記述しかないが、これが南東壁で一番易しいルートというなら、十数行を費やしたルートとは一体、何。

それが明らかになるのは来シーズン以降・・・ってことでいいですよね?

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2007年10月 6日 (土)

最近

写真 http://ludens.air-nifty.com/photos/sawa

ハイシェラから帰ってきてからは水が恋しく、連荘で水遊びに行きました。

8月25日は海に潜りに(池野・高橋・菅)、9月2日は前鬼に(宮田・池野・菅)

Imgp2231

9月8日は神崎川~ツメカリ(池野・菅)。

容易なためか、本流なのに初めてだった前鬼と神崎川本流は、きれいで

のどかで楽しかった。

でも、人が多いのが玉に瑕かな?それと魚が以外に少なかった。

七重の滝は登ろうと思いながら、なかなかその機会がないなあ。

来年は沢にも復帰して、登り残した本流を登ってみたい気もします。

写真は前鬼です。

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