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2007年12月13日 (木)

 海金剛へ

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またまた熊野へ。今回は池野がいつもお世話になっているクラックMLの御大H氏と、熟達のアルパインクライマーS氏に同行させて頂き盾ヶ崎の海金剛。この壁は20年以上も前に、今ではもう伝説みたいになった京都のO氏がすでに登っておられ、S氏もその折何度か同行されたとのこと。

12月8日 初めて見上げる海金剛は、高距はそれ程ではないが傾斜は強く、柱状節理があるもののクラックは閉じたものが多く厳しそうに見える。取り合えず足慣らしにと、対面にある小振りの壁を登ることにする。やはり節理が閉じており、ラインになりそうな所は遠目には3本。一番高距の有るのに取り付く。下から見た所では階段状で容易に見えたラインだが、登ってみると要所に核心が出てきて私には結構難しい。なめて掛かったのでカムの携行も少なく、最後の核心は利きづらいナッツで気持ちが悪かった。45mでブッシュのテラス。もう少しザイルを延ばしてブッシュ帯に入り終了。

結構時間が掛かり、海金剛に取り付くには中途半端な時間になってしまったので、偵察がてら岬の先端まで散歩する。海岸線はきれいな柱状節理だが、やはりクラックが閉じているものが多かった。日が傾いた頃、H氏のご指名で、H氏の登られたとても厳しそうなクラックラインのフォローに池野が取り付く。えらく苦労したらしく、降りてきたのは日もとっぷりと暮れた後だった。

9日 今日は海金剛の壁へ。H氏とS氏のラインは供に壁の右側、ブッシュも少ないきれいな部分に上部でクロスする形で引かれている。我々は、折角だから出来るだけオリジナル(かどうかは分からないが)なラインを取るべく、お二人のラインよりも左から取り付く。1P目・傾斜が緩く容易だが、ランニングの取れないフェースを直上。最後はブッシュ帯に入り、少し右にトラバースしビレー。2P目・直ぐ右横がS氏のラインなので、ナイフエッジから左上するコーナークラックを辿りブッシュテラスでビレー。3P目・ブッシュから浅く短いクラックを登ってブッシュのバンドでビレー。4P目・最上部の岩壁の下のブッシュ帯を右水平に大きくトラバース。トラバース途中上部壁に弱点を探すも、結構厳しそうで、結局H氏・S氏のラインのある大ピナクルの根元まで行ってしまう。立ち木の上に座ってビレー。目前にあるチムニーを、その付け根から取り付く。きれいなチムニーを登ると左のピナクルの頭へ。ここでH氏のラインと合流し、更にチムニーを登り右ピナクルの頭から壁に戻り、ブッシュに突っ込んで終了。ピナクルの頭からは岬の先端越しに太平洋が望め絶景だった。

 登り終えて壁の基部から登ったラインを眺めると、やたら逃げたラインでブッシュも多く、H氏・S氏のきれいなラインに比べると見劣りがした。それでも、自分の気ままにラインを引く行為にはいつもながらの快感があり、個人的には満足。因みにH氏・S氏はナチュプロのみでハーケンを携行されないとの事だったので、我々もお二人に敬意を表し持参しなかったが、登ってみると1本のハーケンも勿論ボルトも見かけなかった(他のラインでビレー点には有ったそうだが)。20年以上も前にナチュプロ中心でこの壁を登られたO氏らのレベルの高さが偲ばれる。岩登り(開拓)はこうありたい。

 H氏S氏は、海金剛の無名ルートとむつみ山(?)のインプレッション(?)というルートを登られたそうだが、私には想像し難いグレードのクラックルートだったみたいだ。

ともあれ、Hさん、Sさん、ありがとう御座いました。

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2007年12月 8日 (土)

4年振りの石ヤ塔

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12月1~2日は、M氏主催の登攀技術研究会のメンバーの皆さんを案内し、4年振りに石ヤ塔に行ってきた。

これは、ずっと以前から話のあったものの諸事情で延び延びになっていたもの。
総勢12人で、ルーデンス以外は皆所属クラブが違う混成パーティだったが、ベテラン揃いなので万事スムースにいった。
 私はYさん・Tさんをご案内して、ノーマルと扉を開けてを繋いだルートへ。
 扉を開けて6P目のボルトの所、前はフリーでも行けそうに感じたはずなのに、今回は シュリンゲのA1でも遠く感じられた。
15年前の開拓の折、このボルトを打ったのは私のはずなのに、今見ると立ち込んで打てる傾斜 でもなく、フックを掛ける所も見当たらない。無論ラッペルボルトなど打たないし・・・。やはり開拓当時の方が、登攀能力やドリリングの能力、全てにおいて充実していたのだろう。

KさんP・NさんPの登攀の概要はお二人のブログに詳しく有るのでそちらへ。

http://nyami-nyami.cocolog-nifty.com/gokunyami/2007/12/index.html

Kさん

http://blog.livedoor.jp/sumirerere3476/archives/51830584.html

Nさん

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