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2008年10月18日 (土)

韓国の休日(読経の中のクライミング)

韓国の休日

               読経の中のクライミング

                  10月12日  池野・菅

写真

 仁寿峰はえらく込むので決めた仙人峰だったが、最寄の道峰洞の駅を降りてその民族大移動のようなハイカーの列にびっくり。気を取り直し、トポを求めて登山口のクライミング店に入ると、親切な店員さんが、トポは無いけど・・と言ってクライマーの方を紹介してくれた。山岳レスキュー組織のお集まりとのことで、年配の責任者の方やリーダーの方々が次々に握手を下さり恐縮する。40分位で十数人ほどのメンバーが集まったようで出発。

皆さんが水を汲んでくれたり、色々気を使って頂いてまたまた恐縮。我々はハングルは皆目分からないし、お隣の国同士なのに英語を使うのも気が引け、結局片言の日本語を話して下さるのに甘えてしまう。一時間弱で岩場の基部に到着。岩場の直ぐ下はお寺で、読経の声が流れてくる。連れて来て頂いたグループの方以外のクライマーも驚くほど多く、我々が異邦人と分かるとこれまた親切にして頂く。

 写真で見た折は、仙人Aがきれいに見えたのでこれに決めていたが、下から見上げるとクラックにぺんぺん草みたいなのが生えていていま一つ。こんなに込んでいるのに誰も取り付いていない。人気は「パクチ」・「ヨーデル」・「ハヌルキル(スカイウェイ)」辺りのようで、この辺のルートは順番待ちが続いている。他にも下部1Pだけのルートも多いようだ。

我々は要領も分からないので一時間近くうろうろした後、ハヌルキルに取りつく。このルートは持参した20年以上前のトポでは8P・5+A0だが、現地の方のトポでは3P(昔の4P目まで)・5.11aになっている。上部は人工~簡単なスラブなので割愛するようだ。ドタ靴をやめ、念の為にと持ってきた私はアナサジ、相方はミウラーを履くことにし、各々スラブとクラックを担当と決める。

P目は、本来は簡単なフレークを繋いで登るようだが、周りがそんな雰囲気で無く、その右のスラブを登る。連れて来て頂いたリーダーの方に11bのラインを勧めて頂くが、丁重にお断りして簡単な方から登る(10‐位?)。

P目はスラブのトラバースからクラックを登りカンテを越えてビレー点。クラック登りかと思って相方に行って貰うが、スラブの部分の方が難しかった。ごめん。

P目。弓状のクラックが長く伸びていてとてもきれいなピッチ。先行の3人パーティは皆さん怒涛のレイバックで登っていく。そのパワーには圧倒される。現地の人がどなたもテーピングしない訳がこれで分かった。相方はジャミングで登っていくが、後ろのパーティの方から「ヨセミテスタイル!」と言われていたみたいだ。セカンドの私はというと、数mジャムで登ると「足が痛い」とレイバックに切り替え、それも数m登ると腕力が切れ、の繰り返しで情けない登りになってしまう。最後の数mが核心のようだが、もう疲れ果てA0になったので私にはよく分からなかった。

ここで終了で他のパーティの人達は懸垂で降りているようだが、初めてだし頂上にも行ってみたいのでそのまま隣の仙人Bのラインに入る。1P程延ばすが、はっきりしたチムニーにも関らずトポにあるビレー点が見当たらず、そうこうするうち「まあ、この辺でええか」との話になり終了とする。

そのまま登山道を下り、麓のお寺に参拝し、朝のクライミング用品店の店員さんにお礼を言ってから、駅周辺に立ち並ぶ屋台の中の一軒に飛び込む。チジミとコノシロのような小魚の塩焼きをアテに、良く冷えたビールで乾杯。特に魚が美味く、また店員さんも親切で感じが良いので、マッコリを1本追加。酔うほどに風が心地よく、知らぬ間に道峰の夜は更けていった。

今回は、もともと「のんびりクライミングを」とのことで行ったし、実際要領を得なかったこともありクライミング的にはいま一つ(特に私は)だったが、飛びぬけた親切さの韓国クライマーの皆さんに出会えたことで、本当に楽しい韓国の休日になった。

最後に、いちいち御礼は出来ませんでしたが、色々ご面倒をお掛けしました韓国のクライマーの皆さん、本当に有難う御座います。また、この度急なことなのに資料を送って頂きましたHさん、Mさん、メーリングで御教示くださいましたM木さん、Nさん有難うございました。この場を持って、改めて御礼申し上げます。

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コメント

いっそ大人用パンパースにしたら、「大」でもいけるしええんちゃうか?

でも、話は全然変わるけど、潜りなんかはそのままどこでも打てるし、年寄り向けの遊びやなあ。
ボンベ使うと体力もいらへんし。
潜りに転向しょうか。

投稿: うお | 2008年10月24日 (金) 15時33分

大抵の女性クライマーが実践していると思うのだけど、マルチを登る時はパンティーライナーの類をつけています。最近は軽量失禁用(…だっけかな?)に変えています。だから確か15ccくらいまでは大丈夫なんです。それで済むか、済まないか、その見極めが非常に難しいのです。ようするに今回は許容量を越えそうな不安が勝っていたのです。

投稿: 相方 | 2008年10月23日 (木) 21時18分

「そうこうしているうちに、相方がちびりそうになって・・」と書くのもなんやと思ってぼかしたのに・・。

投稿: うお | 2008年10月23日 (木) 15時40分

このへんでまぁいいか…ではなくて、実は私の小キジ敗退です。ソウルは寒くて冷えて冷えて。ついさっき、親切な韓国クライマーにカギまで借りてもらってお寺のトイレを使わせてもらったのにまた行きたい!日本人の恥&順番待ちのプレッシャーで、我慢して取り付いたのですが、騙し騙しのクライミングもとうとう限界。頭上も横も下もどこにでもクライマーの姿があって、“そこらへん”ですることもできませんでした。頂上逃してごめんなさい!

投稿: 相方 | 2008年10月22日 (水) 00時03分

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